漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
30代 会社役員
主訴 社会人になって栃木県に引っ越してから花粉症を発症。今までは目のかゆみ、鼻水と典型的な花粉症の症状だったが近年は加えて皮膚のかゆみや頭痛も感じるようになってきた。
今年も例年通り病院での花粉症治療薬を処方されているが、年々悪化する症状に不安を感じ体質改善で花粉症の症状を軽減できたらと思い来店。
主訴以外の気になった情報
仕事の残業から帰宅は22時が当たり前。帰宅後、ビールを飲みながら軽めの夕食を食べて、大好きなゲームを深夜1時まで楽しみ、その後就寝している。
起床は7時30分前後。起床後、水分を取るとお腹が少し痛くなりトイレで緩めの便をする。パッと見ではスマートだがお腹はぽっこりと出ている。
運動習慣は特になく、休日はゲーム三昧。
タバコを吸う。乾燥肌。疲労を感じやすい。
食事の注意点
アルコール・強い香辛料・砂糖・冷たい物・夜の揚げ物は必ず控える事
(アルコールに関しては仕事が休みの日はOKにしました)
就寝時間は12時を越えないこと。夕食は仕事中に取れるとのことなので20時までには済ませるようにすること。
その後の経過
注意点が多く最初は「大変だなぁ」とおっしゃっておりましたが、約束事を守っていただいたせいか、主訴の症状は改善しました。花粉症の症状も軽度になり、「病院のお薬を服用しなくても良い日がある」と、大変喜んでいただきました。症状が改善して体調が良いためしばらくは同じ漢方で継続したいとのことで、特にお薬は減らさずに経過を見ています。
花粉症の人は「薬さえ飲めば良い」と思いがちで、自分の生活の不摂生が花粉症を悪化させていることに気が付いてないケースが多いように思われます。今の生活の不摂生を見直し体質改善の漢方薬を服用すると、意外と軽微な反応で過ごせる場合も多い物です。毎年のように悩まされる花粉症だからこそ、体質改善を試していただきたいですね
TEL:028-622-5975
住所:栃木県宇都宮市星が丘2-9-25